ストビ こころのおと

50代人付き合い苦手主婦ーおまけに息子は障害者くん

車中の小さな声の人々

テレビで、車中生活をしている人たちに取材をしている番組を見ました。

高齢男性だけかと思っていたら、若い男性、女性、夫婦や女性と子供などいろんなケースがありました。

いずれのケースにも共通していたのが、状況は厳しいけれど、他の人に迷惑をかけたくない、という思いのようでした。

この気持ちすごくよくわかります。

人によって、ここからが迷惑、という線引きがちがうので、他の人からしたら全然迷惑じゃないことも、その人からしたら迷惑をかけてしまうことになってしまっているんじゃないでしょうか。

見かけと違い、本当は傷つきやすく、繊細な人たちなんじゃないかなぁ。

世の中言ったもん勝ちというか、強い人の意見に世の中が流されて行ってしまっているように感じます。本当は優しくて心の清い人たちは、その優しさゆえに声をあげることもできずに、世の中の端っこに追いやられてしまっているのではないでしょうか。

言えるひと、言えない人、お互いがもっと相手を思いやることができたらいいのにな、と思います。

 

会話が浮かばない

一週間に一度、ヤクルトレディが職場にやってきます。その時間になるとそれを求める人たちが集まってきます。

ヤクルトを買ってお金を払い、おつりを手渡してもらう、そのわずかな一瞬の会話にその人となりが現れるようです。

「いつもの一本にプラス、今日はこんなのを飲んでみたいのよね」と話しながら別の商品も買っていく人、「この前の商品はこんな効果があったわよ」、とレディを喜ばす話ができる人、商品とは全く関係のない、子供の学校でインフル流行ってね、という話で盛り上がる人、様々です。

そんな中コミュ障の私、「いつもの下さい…(しーん)」 どうしても会話がみつからず、静寂だけが流れます。レディもそんな私に話題もなく、「いつもありがとうございます、○○円です」、と笑顔でお決まりの返事。あっという間のやり取りの後、商品を受け取り席に戻ると、なんだか複雑な気持ちになります。

きっと、レディは私がコミュ苦手と気がついて、そっとしておいてくれてるんでしょう。

でも、どうしたら話題が浮かぶのだろう…

たかがヤクルト、されどヤクルトです。

 

コストコ買い

近くのお店でコストコの商品の販売があるということで、息子くんと一緒にでかけてきました。

以前は県外のコストコまで、店内が広いので息子くんも自由に歩けるし、試食もできるし、ちょっとだけ海外に行ったような気分も楽しめるので、遊びに行くつもりで、高速を飛ばしてでかけていたものでした。

お店を覗いてみると、種類は少ないのですが、アメリカンサイズのピザやケーキなどが並んでいて、思わずあれもこれも、とカートに入れてしまいました。

家に帰ってきて、買ってきたものをテーブルに並べ、いやこんなに食べられないやん、とようやく現実に気がついたけど後の祭り。今はとりあえずどこに片付けようかと思案中です。

 

コストコ恐るべし。

頼りになる息子くん

うちの息子くんは、重度の知的障害児です。

会話は簡単な単語のみなのですが、こちらもいろんな想像力を働かせれば、大体何をいいたいのかわかります。

会話はそんな状態なのに、相手が今こんなものが欲しいだろうな、とか、こんなことしてほしいだろうな、ということに敏感で、抜群の能力を発揮してくれます。

夕飯の時には、何も言わなくても、「みなさん、そろそろビールが無くなる頃ですかぁ」、と缶を降って量を確かめ、なければ冷蔵庫まで急いで走り、ダンナさんと私に、それぞれのお気に入りの飲み物をさぁーと届けてくれます。

出かけるときに、カバンがない、と探していると、スマホが入ったカバンが玄関に置いてありました。

いやいや、私よりも絶対気が利く。

息子ちゃんよ、ママは君がいないと生活できないよ。

今日はお仕事でした

人とのお付き合いは超ニガテ、とはいっても生活をしていかなければなりません。週に何日かお仕事をしています。

 

今のお仕事を始めて、もう20年以上たちます。勤続年数だけでいけばもうしっかりベテランですが、実は毎日が勉強です。他の人からみたら、きっと私、要領が悪いと思います。

でも、ちょっと仕事はゆっくりだけど、ちゃんとやってくれている、そんな風に思ってもらえるように日々努力中です。

はじめまして

小さい頃はお友達も沢山いて、学校帰り、好きな人の話とかで盛り上がり、毎日道草をくっていたものでした。

 それなのに…

 いつからか、だんだん人と会うのが苦手になっていき、今ではお家大好きで、できればひっそりと籠っていたい人になってしまいました。

 本当は寂しいし、不安。

 でも、現実を変えることはなかなか難しく、せめて何か、たった半歩でも、こんな自分を変えることができないかと、思い立ったのがこのブログです。

 スマホも何もかもわからないところにこの状態なので、どうなることやら。

 もしよかったら、覗いていって下さいまし。