この時期になると、多くの人が避けて通れないことの一つが、役員決めです。
学校のPTAだけでなく、町内会の役員、習い事の代表…などなど、人の集まるグループの次年度の役員決めのために、他人との間に、無言の押し付け合いが始まります。
団体が行動するには、役員が必要なのはとてもよくわかります。そして自分も円滑な会の運営のために、出来ることは協力したいと思っています。でも、この時ばかりはみんなが敵、いかに役(特に大役)をまぬがれるか、そのことばかり考えてます。
ここで出てくるのが、「私できません」。この一言が言えたらどんなに幸せか。
みんなそうだよ、と多くの人から反感を買うこの言葉には色々な背景があると思います。ですが、誤解を恐れずに言わせて下さい。
能力がなくてできない人っているんです。副ならできます、でも長でみんなの先頭に立ってやっていくことできません。みんなの前に立っただけで心臓ドキドキ、喉はカラカラ、頭真っ白。その状態で会話をするなんて不可能なのです。
ところが「できない」というと、やれるのにやらない、と受け取られてしまいます。
どうしたらいいんだろう…
私には、他の人は「できない」といいながらも、その役が当たったら、きちんと役目を果たしているように見えます。でも本当のところはどうなんだろう?
ドキドキしてバクバクしてパニクっている私、傍目にはどうみえているんだろう?
これからもずっとついてまわる役員決め…どうしたらもっと大人になれるのだろう?